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ブヨ


空気や水のきれいなところには、ブヨがいます。私は田布施に来るまで「聞いたことはあるけど」というレベルでしたが、もう2度も刺されました。本当は、刺すではなく、皮膚を傷つけているそうですが。

初回はくるぶしの真上という皮膚に余裕のない部分だったので、豪快に腫れ上がり歩けなくなりました。おそるべし。。。この時は何度も何度もぶり返す痛みとカユミにイライラして、かゆくなると保冷材で冷やして、しのいでいました。でも、本当に長引きました。

 

いろいろ調べてみると、強いカユミと痛みと腫れの原因であるブヨの酵素が熱に弱いので、温めるとよいということでした。次回は試してみようと(次回は来てほしくないけど)思っていたら、先日また刺されました。

 

今回も最初は蚊に刺されたと思い込んでいたのですが、刺された翌日から腫れてきたので、ブヨモードに転換。今回は保冷剤をレンジで温め、薄手のタオルなどで温度調節(45℃前後)をして、温シップのようにしていました。うずいたら温め、の繰り返しです。

 

2,3日は腫れてカチカチになっていましたが、そのうちに腫れは引いていきました。それからもカユミが出たら温めて、の繰り返しです。この温め方式のすごいところは、カユミも痛みもやわらぐ上に腫れが柔らかくなるのです。(また、腫れて固くなってきますけど)

 

5日目には、腫れはほどんどなくなりました。これは、スゴイ。単に2回目のためなのか、温め方式が良かったのか?ときどき、突然ぶり返してカユクなるのですが、その都度温めた保冷材でしのぐと、また症状はやわらぎます。

 

もしブヨに刺された後に困っていたら、お試しください。保冷材は手のひらサイズが使いやすいと思いました。レンジで温める時は、短い時間(10秒ずつ)で様子を見ながらしてください。まれに破裂して飛び散ることがあるそうです。もちろん、蒸しタオルなどでもできます。

そして、くれぐれもヤケドにご注意ください。熱ければいいというものではありません。適温でお願いします。

 

ブヨなどに刺されたら、吸引器で少しでも吸い取ると症状が軽く済むことが多いので、野山へ行く時(キャンプなど)は用意していく人が多いようです。(今回はまだ5月ということで油断して手元に置いていませんでした)

大きなスポイトのような吸引器は、単純な構造のものでも、それなりに役に立ちます。(インセクト・ポイズンリムーバーは、ネットで1000円程度です)

これは、ブヨやハチなどに刺された時の応急用に使うのですが、私は夏になると「蚊」に刺された時も使っています。案外、早くカユミが取れます。