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マスク 2


 マスクをずっとしていると、(私だけかもしれませんが)いつの間にか「口呼吸」になっています。鼻で息がしにくいので、知らないうちに口で息をしているようです。そのせいか、やたらと喉が渇く。これが、問題です。

 吐く息には水分が含まれています。窓ガラスに息を吹きかけると白くなる、アレです。口で息をすると、どんどん水分が出ていきます。マスクの中に水分がこもるり湿度は保たれるので、マスクなしで口呼吸している場合よりは、ましですが。

 しかもマスクをしていると、つい水分補給が面倒になり間隔もあいてしまいます。しかし細胞がうるおっていることは、免疫の面でたいへん重要です。一度にたくさん飲むよりも、少しずつでも頻繁に飲む方が効果的です。

 

 手洗いも同じです。30秒以上の丁寧な手洗いが理想ですが、たとえ15秒でも指先や指の間を重点的に洗うこと、作業や場面の切り替え、場所の移動の時など、こまめに手を洗うことが大事です。

 

 それから、手に付いているかもしれないウイルスを体内に入れないためには、粘膜に触らないことです。マスクをしていると鼻や口を思わずさわってしまうことは避けられますが、粘膜は目にもあります。目をさわってしまうことを避けるには、メガネがおすすめです。伊達メガネ(度の入っていないもの)、花粉防止用メガネなどもあります。難点は、マスクをしているとメガネが曇るということですね。