やのくにクリニックでは、面倒ですがスリッパに履き替えてもらっています。近頃は、スリッパのところは少数派。それでもスリッパにしたのは、院内にチリや砂や小石や泥が入ってこないように、です。
設計の段階では土足で考えていました。でも建築が進むにつれて、泥んこの靴をどうしよう?と具体的に考えるようになると、雨の日は常に掃除をしていないと追いつかない。小石や砂を完璧に取ってくれる玄関マットも見つけられなかったので、「もう、スリッパしかない!」となりました。そして靴箱を作ったり、スリッパの殺菌装置を入れたりしたのです。うちにピッタリな緑のスリッパも揃えました。イイ感じだったんです。
ところが、この前マシーンで床をピッカピカに磨いたら、なんとスリッパがくっついてペッタペッタと嫌な音を立てるようになりました。なんだか床に汚いベタベタが付いているような、スリッパがベタベタなような、変なことになっていました。スリッパは殺菌ボックスに毎回入れて、最後に一つずつアルコールで拭いているのに。。。
するとインテリアのプロが、「ビニール同士がくっついているから仕方ない。片方の素材を変えたらいい。スリッパを変えるしかない。」と教えてくれました。え~~~~っ、まだ1年も使ってないのに。
仕方ありません、スリッパを変えました。音は全然しません。玄関がちょっとシックになりました。みなさまのお越しをお待ちしています。